「主体的な行動」の裏側 #82
こんにちは!
「身体をより良く変える」トレーナーの山本正平です。
僕が、日頃サポートしているある女子選手。
いつもは積極的ではないのに、最近主体的に「バイクトレーニング」をやりたいと言い出しました。
「え?何で?急にやる気になったん??」と聞くと
「はい。自粛期間に体力が低下したと感じるので、、」と。
やっぱり人間は「自分が実際に困った時に行動をするんだなー」なんてことを考えていました。
でも、、普段の様子から考えて、そんなことで行動が変わるとも思えなかったので、もう少し掘り下げて聞いてみました。
「ホンマに体力落ちてるの?他にも理由あるんじゃない?」
すると、「実は、、」と本音を話し出しました(笑)
なんでも「三代目J SOUL BROTHERS」の大ファンのようで、DVDを見てたらバイクトレーニングをしていた、とのこと。
「バイクトレーニングって大事なんやー、と思ってやろうと思いました!」と嬉しそうに話すのです、、
「俺もいつも言っとるけどなー」と思いながらも、、改めて有名人の影響力ってあるんだなーと感じたのでした。
身近なプロよりも「有名人」「好きな人」。誰もが発信できる時代になったからこそ、今までに増してそうした人の影響力が大きいのだと思います。
自分の影響力の無さを惨めに思う反面、目的や目標に向けて行動が起こるなら「きっかけ」は何でも良いと思っています。
自分が感じて心が動いた時に人は行動するわけで、「正しさや理論・理屈」だけでは「心」が動かないんですね。
前回の記事で話した「環境やシステム」を変えることや、今回のような「有名人の影響力」をきっかけにするなど、「理論・理屈」と良い塩梅でバランスさせることが、行動を起こすために大切なんだと思います。
「自然と行動したくなる」。そんなきっかけを与えることが出来るようになりたいと思う今日この頃です。
では、またー!
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