日の当たる生活を心がけよう!#47
こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。
今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。
突然ですが、以前の私は「暗い生活」をしていました。
朝、家を出ると
・数分で職場に着くし
・帰宅は深夜だし
・ジム内には窓もないし
・外の様子も分からない
今思うと、恐ろしく「光」を浴びることが少なかったように思います。
最近は、通勤中に歩くことが多いので光を浴びることが増えたし、朝はできだけ日陰ではなく日向を歩くようにしています。
なぜ、光を浴びるかと言うと、、、
それは、朝の光が、睡眠や1日のパフォーマンスに影響を与えるからです。
今回は、その辺りのお話をしようと思います。
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まずは、睡眠の仕組みから
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1日は24時間。
でも、人の体内時計は24時間よりも長い。
そのズレを修正するのが、朝に「光を浴びる」ことなんですね。
人のカラダには、睡眠をつかさどる「メラトニンリズム」という仕組みがあります。
「メラトニン」は、トリプトファン(必須アミノ酸)を原料として、朝から夜にかけて脳内で「セロトニン」に変わった後に「メラトニン」に変化します。
メラトニンは、光と強く関係する物質で、夜に「暗くなる」と急速に増加するという特徴を持っています。
逆に、朝「明るくなる」と減少するという特徴があります。
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なぜ、朝に光なのか?
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睡眠の仕組みを知った所で、ではなぜ、朝に光が必要なのかを説明していきます。
「光を浴びること」で、24時間よりも長い体内時計をリセットするということでしたね。
体内時計は光を浴びたときがスタートで、そこから24時間が始まります。
だから、毎朝光を浴びてリセットをしないと、少しずつズレが起こってしまうのです。
夜は「暗くなること」でメラトニンが分泌され眠たくなりますが、それを朝に「明るくなること」でメラトニンの分泌を止めて、脳を覚醒させる必要があるのです。
しかし、朝に光を浴びなければメラトニンが分泌され続けるため、脳が覚醒されず眠気が続いてしまうのです。
・朝の目覚めが悪かったり
・午前中にボーっとしてしまう人は
メラトニンの分泌が止まっていない可能性があるということになります。
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「セロトニン」と「メラトニン」の関係
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昼は「セロトニン」
夜は「メラトニン」
が分泌されることが理想です。
この2つの分泌量は、正反対のリズムを持っていて
セロトニンが多くなると、メラトニンは減り
メラトニンが多くなると、セロトニンは減る。
違った言い方をすると
昼に、多くのセロトニンが分泌されると
夜に、多くのメラトニンが分泌せれます。
だから、この切り替えが重要で、朝に光を浴びて、しっかりと分泌の切り替えを行うことが大切ということになります。
その切り替えをするのが、「光」なんですね。
昼間にセロトニンが増えると、安定して能力を発揮することができるし、夜になると自然に眠たくなり寝つきも良くなります。
・目覚めが悪い
・午前中にパフォーマンスが上がらない
・寝つきが悪い
という人は、朝の過ごし方に問題があるかもしれませんね。
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今回のまとめ
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今回の内容はいかがでしたか?
「セロトニン」や「メラトニン」など聞きなれない言葉が多かったと思いますが、ポイントは「朝に日光を浴びること」です。
カーテンを少し開けたり、窓際で過ごすなど、少しでも「日の光」に近づくことから始めてください。
きっと、体調が整うと思います。日の当たる生活を心がけましょう!
では、また次回もお楽しみに!
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