細身の日本人、認知症になりやすい? #57

こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。


今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。


少し前の記事ですが、ご覧になった方もいるでしょうか?

千葉大などの研究グループがまとめた研究結果によると、「日本人の痩せている人は、認知症になるリスクが標準体形の人に比べ最大72%高い」とのこと。


「欧米では肥満の人が認知症になりやすい」との研究結果が発表されていて、日本人は逆の結果になったようです。


果たして、、この結果はどう捉えたらよいのでしょうか?


今回は僕なりの見解をお話したいと思います。


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「両極」よりも「中庸」が大切
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結論からお話すると「痩せていても、肥満でも、どちらも良くない」と思います。


メディア掲載される記事の多くは「0か100」の両極で論じられていることが多く、「ちょうど良いところ(中庸)」で考える人が少ないように思います。


今回の例では、「細身」も「肥満」も両極であって、ちょうど良い「標準体型」や「中肉中背」については語られていませんね。


普通に考えれば標準体型が一番健康に良いことは分かると思いますが、なぜか両極だけを切り取って議論をしてしまうのか、、? いつも疑問に感じてしまいます。


健康関連のニュースを見た時には、「極端じゃないかな?偏っていないかな?」とまずは疑ってみることが大切だと思います。


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過不足をなくすことが大切
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中庸を心がけるうえで大切なことは「過不足をなくすこと」だと思います。


例えば、


太っている場合だと

・運動が「不足」している

・食べ「過ぎ」ている


痩せている場合だと

・運動し「過ぎ」ている

・栄養が「不足」している


などが考えられます。


「過剰」も「不足」もどちらも問題が起こる可能性がありますから、これらを整えることが大切ではないでしょうか?


日本人の場合は、過度に「細身が美しい」といった認識が強いように思うし、不足による問題が起こっている可能性もありますね。


ただし、これもいつもお話するように確率の問題だし、それ一つだけが要因しているわけではないため、総合的に考えていくことが大切です。


「運動・栄養・休養・心の在り方」の健康習慣に「過不足なく」取り組むことが大切だと思います!


では、また!

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