赤身肉は健康に良いの?悪いの? #56
こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。
今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。
先日、こんな記事を見つけました。
がんや心臓疾患を予防するには「赤肉の摂取を減らす」というのが標準的な医学的助言ですが、過去の数十の論文を精査したところ、「赤肉摂取による潜在的なリスクは低く」「また証拠は不確かだ」とする結論が出されたようです。
ここ数年は「赤身肉ブーム」からか、ステーキ屋さんやローストビーフ丼などが流行りましたが、反面それに対抗して赤身肉の弊害を訴える専門家も多かった印象です。
果たして、どちらが正しいのでしょうか?
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動物性脂肪はダメ?
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健康の専門家っぽい人は、「動物性の肉は食べてはいけない」と言う人が多い印象です。
肉は当然ダメで、大豆や野菜、穀物を摂ることを推奨します。また、食べるなら「魚」と言いますが、魚だって動物性なんだけど、、?
と、僕はいつも疑問に感じていました。
食物連鎖で考えれば、動物のカラダが大きくなればなるにつれて多くのものを食べているから、その分毒素も溜まっていると言います。
魚でも、大きなマグロよりは、小さな雑魚やイワシなどが推奨されます。
また、「毒素は脂肪に溜まる」ため、特に「動物性の脂肪」は避けた方が良いとなります。
肉と魚の違いは「脂質の質」で、魚は脂質の質が良いから食べても良いと。
これには一定の納得感がありますが、、
でも、赤身肉もマグロも食べたいですよね?
頑なに避けることの方が何だか気持ち悪いし「自分で決めた一定のルールのもとで自由に食べた方が健康に良い」と、僕は思っています。
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結局は分からない
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今回の記事でも、
赤肉の摂取制限による「がん、心疾患、糖尿病におけるリスク減少は非常に少なく、一方で証拠は不確か」だったとし、「つまり(リスクは)減少するかもしれないし、しないかもしれない」
と述べられています。
「つまり(リスクは)減少するかもしれないし、しないかもしれない」。
結局のところ、全ての本質はこの言葉に詰まっていると思います。
どれもこれも「健康に良いかもしれないし、悪いかもしれない」、本当の絶対解はないということだと思います。
今まで「肉を食べすぎないように」と減らしていた方も少なからずいると思いますが、もう減らす必要もなさそうですね。
でも、それも「良いかもしれないし、良くないかもしれない」。
そこに白黒をつけようとせずに、ある程度の節制と楽しさを両立させていくことが大切だと思います。
僕は、楽しく赤身肉をたくさん食べて生きていきます!
では、また!
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