花粉症のお話 Part② #52
どうも、山本です。
前回の記事は「免疫寛容」が上手く働かず花粉を受け入れることができない人が、花粉症を発症するというお話でした。
そして、花粉が侵入しないように「粘膜を強化すること」が大切だとお話しました。
まだ読んでいない方は、お先にPart①をどうぞ。
今回は、その続きです。
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▼花粉症のメカニズム
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花粉症のメカニズムを、もう少し詳しく見て行きましょう。
くしゃみや鼻水が出るまでの流れは
①鼻やのど、目などに花粉やハウスダストが付着する
②それを「異物」だと認め(これが免疫寛容)マスト細胞を刺激する
③マスト細胞が異物を排除しようとして「ヒスタミン」や「ロイコトリエン」などを放出する
④「ヒスタミン」は鼻水やくしゃみ「ロイコトリエン」は鼻づまりや目のかゆみを引き起こす
こんな流れで症状が発生するのですが、少々ややこしいので、、
ここで「ヒスタミン」「ロイコトリエン」の2つを覚えてください。
この2つの放出を抑えることができれば、花粉症の発症を緩和することができます。
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▼ベースとなる考え方
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では、ここからは対策方法のお話です。
まずはベースとなるものから。それは「腸内環境を整えること」です。
大雑把な話をすると「人間の免疫力の70%以上は腸内環境で決まる」と言われています。
腸内環境の乱れがアレルギーにつながるため、優先して取り組んでほしいと思います。
「腸内環境の整え方」で真っ先に思いつくのが「食物繊維を摂ること」。
「野菜・納豆・こんにゃく・キムチや漬物・味噌汁」などを食べて、まずは腸内環境を整えること(=毎日快便💩)を心がけましょう。
また、どうしても野菜が不足しがちな方には「イヌリン」というサプリメントがおすすめです。
菊芋やごぼうに含まれる食物繊維を粉末にしたサプリメントがネットで簡単に購入できます。ぜひお試しください。
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▼症状別の対策方法
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花粉症と言っても、症状は人それぞれ。
「鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみ、、」と色々ですが、今回は「鼻水・くしゃみ」がひどい人の対策方法をお話します。
「鼻水・くしゃみ」がひどい人は(冒頭でお話した)「ヒスタミン」を抑えることがポイントです。
ヒスタミンを抑える効果があるは「ビタミンC」です。
ビタミンCには「ヒスタミンが作られるのを抑える」「放出されたヒスタミンを無力化する」という、働きがあります。
非常に効果があるのでぜひ試してもらいたいのですが、、
ここで重要なことは「超大量に摂ること」です。
厚生労働省の基準では「1日100mg」とされていますが、、それでは全く足りないので「最低でも1日3g(3,000mg)」を目標にしてください。
おそらくこれだけでも、症状が緩和する人が多いと思われます。(ただ個人差あり!)
また、一度の大量に摂るよりも「1回1~2gを数回を分けて」摂るようにしてみましょう。
「こんなに摂って大丈夫??」と思われた方は、過去に書いたこちらのブログをお読みください☟
ちなみに僕は、サプリメントを活用して「通常時は1日3g(1g×3回)」、「花粉症に時期は1日5g(1g×5回)」摂るようにしています。
また、サプリメントはちょっと、、と抵抗のある方は「甜茶(てんちゃ)」が良いようです。
(僕は試したことないのですが、、)医師の処方する薬と同等の効果があったとする報告もあるため、気になる方は調べてみてください。
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▼今回のまとめ
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今回のお話はここまで。
・腸内環境を整えること
・野菜や発酵食品などを積極的に摂る
・野菜が不足がちな人は「イヌリン」を活用
・鼻水やくしゃみがひどい人は「ビタミンC」を大量に摂ること
・サプリが苦手な方は「甜茶」がおススメ
次回は「鼻づまりや目のかゆみ」がひどい人の対策についてお話します。
では、またー!
続編はこちら☟
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