「痛み」の仕組みと解決法を知ろう #49

こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。


今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。


「腰痛がつらい」

「肩こりがひどい」


常にカラダに痛みを抱えて生活している人もたくさんいますが、あなたもそんな一人ではないでしょうか?


痛みがあると快適に生活することができず、精神的にも疲れてしまいますね。


できることなら「痛みのないカラダになりたい」と考えている人も多いと思います。


そこで、今回は「痛み」について、痛みの改善や対策についてのカラダの仕組みのお話しをしたいと思います。


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そもそも、なぜ痛みが出るか?
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では、なぜ痛みが出るのでしょうか?


「物理的な刺激や疼痛物質による化学的な刺激を疼痛神経終末端が感知して、電気的なシグナル送り、、、」


細かい話はさて置き、、


痛みが出るには「理由」があります。簡単に言うと


「負担がかかっていますよ」

「もう負荷をかけないでくださいね」


といった、カラダからサインと言えます。


痛みを発することで「カラダがこれ以上動かないように」「これ以上負担がかからないように」とサインを出しているんですね。


痛みは、負担がかかっている部分を教えてくれる、カラダからのありがたいお告げなのです。


しかし、、


痛みが起こったときに多くの方は何をするでしょうか?


多分、多くの人は「痛み止めの薬」や「注射」「湿布や塗り薬」などで「痛みそのもの」を消そうとしますね。


そうして痛みを「なかったことに」してしまうのが好きな人が多いですが、それは根本的な解決にならないばかりか、その症状を悪化させてしまうのことになりかねません。


では、どのように解決していけば良いでしょうか?


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カラダの仕組み
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関節や筋肉が固くなることで、痛みを招くケースが多いのですが、カラダの仕組みとして

「固くなりやすい関節や筋肉」はある程度決まっています。


それがどこかと言えば


・足首

・股関節 (前屈・開脚)

・背中の上部 (反らす、回旋する)

・肩甲骨まわり


の4か所です。


本来は、この4か所が柔軟に動くことが大切ですが、多くの方は、この4か所が固くなってしまっています。


ここが固くなってしまっている方は、必ずと言ってよいほどに肩こりや腰痛、膝痛、五十肩などを抱えています。


いかがでしょうか?


あなたも、これに該当しているのではないでしょうか?


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「固さ」とはなにか?
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では、カラダが固くなった時の解決策を考えていきましょう。


肩こりや腰痛になった時の解決策として、まず何が思い浮かびますか?


おそらく多くの方が、マッサージや針治療を思い浮かべたのではないでしょうか?


もちろんこれらにも効果があるのですが、本質的とは言えないと思います。


筋肉は柔らかい方が良いのですが、その柔らかさには


「縦断的柔軟性」・・筋肉の長さ

「横断的柔軟性」・・筋肉の触った時の柔らかさ


の2種類があります。


「触った感触が柔らかい」というのも大切ですが、それよりも「筋肉の長さ」の方が痛みに関わっていて「柔軟に伸ばすことができる柔らかさ」の方が大切なのです。


筋肉が固くなる(短くなる)ことで、それに引っ張られるようにして姿勢が変化してしまいます。


痛みが出る多くの原因は、「関節が本来あるべき位置から逸脱してしまっている」からで、筋肉の長さをもとに戻して「関節を正しい位置に戻してあげること」が大切なのです。


そのためには、筋肉の長さを伸ばすことができる「ストレッチ」が有効となるのです。


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ストレッチのポイント
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では、ここからはストレッチのポイントについてお話していきます。


まずは、「内容」から。


ストレッチをする箇所ですが、先ほどお伝えした


・足首

・股関節(前屈・開脚)

・背中の上部(反らす・回旋する)

・肩甲骨まわり


の4か所をストレッチすることです。


ジムでは「ストレッチマシン」などの道具を使い、家ではタオルを使ったり、家族の方に押してもらいながらストレッチすると良いでしょう。


次に、「強度」。


早く柔らかくなりたいからと言って、やみくもに強くすることはNGです!


「痛いけれど気持ちいい」

「痛いけれど我慢できる」


と感じる程度の強度が良いですね。


あまり強く伸ばしたり、勢いをつけてしまうと、逆に筋肉に力が入り縮んでしまうため注意が必要です。


ストレッチは、脱力することが基本ですから無理にやりすぎないようにしてください。


最後に「頻度」。


頻度は、出来る限り多い方が効果が得られるため


週に2回よりも、週に3回。

週に3回よりも、毎日。

毎日よりも、毎日2回。


といった具合に、頻度を上げることで効果が高まります。


痛みや疲れを感じたときに、数十秒伸ばすのも1回にカウントしてもOKなので、そうした小さな積み重ねが大切なのがストレッチの特徴です。


毎日10分とは言いません。毎日30秒でよいので、少しずつ続けることが大切なんですね。


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今回のまとめ
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今回の内容はいかがでしたか?


「内容」「強度」「頻度」の3つに注意をして、ストレッチを毎日の「習慣」にして、痛みのないカラダを目指してほしいと思います!


では、次回もお楽しみに!


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