衝撃!?商品表示のカラクリ #45

こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。


今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。


「見るからに健康に良さそうだったり」

「いかにもワンランク上の商品っぽかったり」

「食品添加物を使っていないことをアピールしていたり」

・・・


スーパーの食品売り場には、僕たち消費者の食指をそそる商品がたくさん並んでいます。


しかし、こうした商品には、僕たちには伝わらない「裏の顔」や「裏事情」があったりするものなんです。


今回は、そうした「商品表示のカラクリ」についてのお話です。


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「国産」の裏側
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食品を買う時に、「国産」商品にこだわっている人も多いと思います。


僕も「国産」という表示を確認してから購入するようにしていて、「ブラジル鶏」や「アメリカ牛」は出来る限り避けるようにしています


が、この「国産」という表示には「隠された裏側」があるのです。


例えば、「国産牛豚合いびき肉」。


この合いびき肉は「牛肉も豚肉も国産」という意味でしょうか?


そう思う人が大半だと思いますが、実は必ずしもそうではなく、店によっては「牛肉だけが国産」という場合もあるのです。


どういうことかと言うと


「2種類以上のものを同じパックで販売する場合は、重量割合で50%以上を占めるものを表示する」


という表示の規定があるのです。


例えば、「国産牛肉60%、カナダ産豚肉40%」であれば「国産」と表示することができるのです。


なんとも納得のいかない規定ですが、、 この表示の仕方は違反ではないんですね。


良心的なお店だと「国産牛・国産豚合いびき肉」「国産牛(60%)・カナダ産豚(40%)」などと表示しているはずなので、そういたお店で買い物をするようにすると良いと思います。


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「国産」表示 その2
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その他、国産牛でいう産地とは、最も長く飼育された国のことを指します。


生まれた国のことではないので、例えばオーストラリアから子牛が生後半年で輸入されて、日本で2年間肥育させれば、その牛は国産を名乗ることができます。


そうした「外国生まれの国産牛」が出回っているようです。


もっとも外国産は、その飼育方法に問題がある場合が多いため、国内で肥育された方が良いのかもしれませんが、表示の規定としてはこうした事実があるのです。


その他、「国産アサリ」なども同様です。


毎年、国内で獲れる量以上のアサリが輸入されていて、その多くは中国や韓国からです。


しかし、スーパーの食品売り場では輸入物のアサリを見かけることはほとんどありません。


どういうことかと言うと、輸入されたアサリはすぐには出荷されず、日本各地の干潟にある畜養場に送られます。


そこで少し大きくさせて、それをまた獲ってから出荷するのです。


こうした蓄養の場合、国内の蓄養場で過ごした期間が、原産地での成育期間を超えれば「国産」と表示できることになっています。


ひどく汚染された海域で生まれ、稚貝まで育ったかもしれないアサリでも「国産なら安心」と思って買っている可能性があるのです、、、


これもまた納得のいかない規定ですが、これが商品表示の現状なのです。


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僕たちが「得たモノ」と「失ったモノ」
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これらはほんの一例であって、その他にもいろいろと僕たち消費者側からすると納得のいかない規定がたくさんあります。


「食品添加物、オーガニック、糖質OFF、濃縮還元、、、」


例を挙げればきりがありませんが、僕たちの知らない裏側にこうした納得のいかない規定がたくさんあるのです。


時代の進化とともに、僕たちは「便利さ」を得ることができました


しかし、その反面失ったものもたくさんあると感じます。


「簡単、便利」なインスタン食品や利益追従のための粗悪なものが出回ったことにより、健康という大切なモノを失いつつあると思います。


一昔前までは、こうした裏側はなかったのですが、現代社会ならではの問題だと感じます。


人のカラダは「口から入れたもの」「食べ飲みしたもの」から作られていることは、何度もお伝えしている通りです。


基本的には「どんな栄養を摂るか」ということが大切ですが、それに加えて、こうした栄養の元になる食品の裏側についても考えなければいけない時代だと思います。


こうした商品表示について知ることが、自分自身への配慮であり責任であるとも感じます。


他人には配慮するのものの、自分自身に対しては疎かになってはいないでしょうか?


常に気を付ける必要はないけれど、意識は向けておくべきだと思います。


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今回のまとめ
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今回の内容はいかがでしたか?


今回紹介したものは一例にすぎませんが、商品表示にはこうした僕たちの知らないカラクリが沢山あるんですね。


今日買い物するときから、少し意識を向けてみると良いと思います!


では、次回もお楽しみに!


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