あなた「睡眠偏差値」はいくら? #42

こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。


今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。こんにちは!VIVA板宿の山本です。


2017年の流行語大賞トップ10にノミネートされていた「睡眠負債」。


昨今話題になり、聞き覚えのある方も多いと思います。


睡眠「不足」ではなく、睡眠「負債」。


負債と言うと、借金がイメージされますが、利子がつくことでどんどん増えていく印象です。


借金同様、睡眠も不足が溜まって返済が滞ると首が回らなくなり「睡眠の自己破産」を引き起こすと考えてよいでしょう。


今回は、そんな「睡眠負債」についてのお話です。


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世界一「睡眠偏差値」が低い日本人
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日本人は、睡眠負債を抱える人が諸外国に比べて多いというデータもあるのだとか。


平均睡眠時間で見ると


・フランス8.7時間

・アメリカ7.5時間

・日本6.5時間


と、日本は睡眠時間が短いようです。


6.5時間の睡眠が取れていれば良い方ですが、6時間未満の人が約40%もいるようです。


6時間と言えば、アメリカでは短時間睡眠とされる数値なので、やはり短時間睡眠の人が多いと言えそうです。


また、面白い調査の結果では「6時間未満しか寝ていない人も、本当は7.2時間くらい寝たい」と感じているようです。


この「眠りたい時間」と「実際の睡眠時間」の差が諸外国に比べて大きいのが日本の実情のようです。


要は、本当は寝たいのに寝れない人が多い状態なのです。


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疲労の原因は、心理的なもの?
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日本人の睡眠時間が短いことは上記のデータからも明らかです。


睡眠時間を確保することは大前提として大切なのですが、僕が感じているのは、多くの人の疲労が抜けない原因は「精神的な問題」ではないかということです。


上記の「眠りたい時間」と「実際の睡眠時間」の差が、大きいほどに精神的な疲れにつながると思うのです。


・初めから6時間でよいと考えて、6時間眠るのと

・本当は7時間眠りたいのに、6時間しか眠れない


のでは、同じ6時間でも大きな差があると思うのです。


こうした心理的なすれ違いが、必要以上に精神的な疲れを招くように思います。


感情的に怒るとき、イライラするときだってそうですよね。


「自分は、〇〇してくれるものだと思っていた」

「でも、相手が〇〇してくれなかった」


そんな心理的なすれ違いが起こったときに、人は感情的になって怒るものです。


初めから「〇〇してくれないもの」だと思っていたら、すれ違いは起こらず感情的になることもありません。


このように、本質的ではないものの「睡眠時間に対する考え方を変える」ことで、気持ちが和らぎ精神的な疲れを軽減できるのではないかと思います。


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年々加速する短時間睡眠
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NHKの調査によると、睡眠時間は年々短くなっているようです。


1960年代には60%以上の人が夜10時までに寝ていましたが、2000年ごろから20%台へ下がっているようです。


60%が20%とは、、


すごい変化ですね。


時代が明らかに違うため、必ずしも過去が良いというつもりもありませんが、それにしても短くなったものです。


・インターネット

・スマホ

・24時間のコンビニ

・娯楽の多様化

・働き方の多様化


などなど、僕たちの睡眠時間を阻む要因が増えたことが原因でしょう。


「24時間」と言えば、24時間型のジムが最近は増えてきましたね。


運動することも大切ですが、前提として「夜は寝るもの」です。


個人的には、フィットネスクラブの24時間化は健康とは反する愚策だと思います。


少し話は逸れましたが、、


日本人の睡眠時間は減りましたが、1日が24時間と言うのは不変です。


時間はある。

でも、睡眠時間はない。短い。


これは、睡眠に対する意識が薄く「優先順位が下がっている」ということだと思います。


寝るよりも、働くことを優先。

寝るよりも、ネットサーフィンを優先。

寝るよりも、スマホゲームを優先。

寝るよりも、夜遊びを優先。


こうして、他のものを優先した結果として睡眠時間が削られているのだと思います。


時間がないというのは言い訳でしかなく、他のものを優先した結果と言えますね。


物事の優先順位を見直して、大切なことに時間を使うことが大切ではないでしょうか?


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今回のまとめ
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今回の内容はいかがでしたか?


毎日忙しいのは分かりますが、睡眠時間を確保することは本当に大切だと思います。


また、ただ寝るだけと考えず、睡眠に対する意識を高めて知識を身に付けることで「睡眠偏差値」を上げましょう!


では、次回もお楽しみに!


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