「健康第一」は間違っている #30

こんにちは！神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。

今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。

今回のテーマは「健康第一は間違っている」です。

では、スタートです！

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「健康第一」は間違っている
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「健康づくりのコンパス」というブログタイトルのくせに、一体、何を言い出すのか？？

と感じるかもしれませんが、、

実は、最近読んだ本がかなり面白くて、今回はその内容をあばたにもシェアしたいと思い、ブログを書き始めました。

本書は、巷にあふれる健康情報や様々な医療データを精査して、主に生活習慣の治療と予防について根本から問い直すものです。

「健康よりも大切なものはないか？」

「治療や予防によって損なわれるものははいか？」

などに、様々な角度から疑問を投げかけていく内容です。

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二分法でなく、四分法で考える
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世界一の長寿を達成した日本。

しかし、幸福になったかと言えばいささか疑問が残ります。

幸福度にとって健康は最も重要な項目のひとつ。

世界一の長寿を達成した日本では、幸福は一部としては実現されたはずです。

でも、、

結果はそうでもなくて、「健康」も「長寿」も幸福には結び付いていなかったのです。

今までは

・健康＝善

・病気＝悪

という二分的思考で考えられていましたが、そんな単純なものではなく

１）健康で幸福

２）健康で不幸

３）病気で幸福

４）病気で不幸

というように、四分法的思考で考えることで、本当に意味で健康や長寿など、生き方についての意味が見えてくると、著者は言います。

僕は、唸るように食いついて読み込んでしまいました。

僕たちの生きている世界は

・長生きが幸福

・健康が幸福

そんな単純な世界ではない。

もっと、健康という大切な項目について深く考えることが大切だと思います。

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正しい生き方など、ない
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「健康にありたい」

「長生きしたい」

という欲望と

「早死しても酒を飲みたい」

などといった欲望は等価であって、その欲望がどんな価値を持つかは、欲望自体ではなく、それ以外の要素がそれを決めています。

「どれが正しい生き方か」

そんなことはわかるはずもなく、それぞれの人には、それぞれの人生があり歴史があり、事情がある。

その一生は個別のかけがえのないもので、単純思考で一般化することは不可能なのです。

僕たちは、「健康になるために生きている」のではなく「幸せになるために生きている」と思います。

その時に、健康である方が幸福になれる確率は上がると思います。

でも、、

健康が全てではない。

考えれば考えるほどに、答えが見つからないように思いますが、、

自分の生き方について考えるきっかけとして、夏の終わりに読んでみてはいかがでしょうか？

ご興味のある方は、ここからポチっとしてくださいな。

では、また次回もお楽しみ！