がんに思う、早期発見よりも予防よりも大切なこと #29
こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。
今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。
今回のテーマは「人生観」です。
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2018年9月22日に書いた記事を転載します
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「神の子”KID”死す」。
僕と同世代の男性なら、一度はあの筋肉と強さに憧れを持ったことがあると思います。
格闘家の山本KID徳郁さんが、胃がんによって41歳の若さで逝去しましたね。
先月にがんであることを公表したばかりだっただけに、容態が急変したのかと思いきや2年前から闘病していたようです。
先日、国立がん研究センターが、がんの「3年生存率」がガン全体で71.3%だったと発表していましたが、その3年を持たずしての死に、人生とは儚いものだと感じたのでした。
それ以外にも、漫画家のさくらももさんや俳優の樹木希林さんなど、直近だけでもがんで命を落とす方が多い印象です。
今回は、そんながんについて思うことをお話します。
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早期発見よりも予防が大切
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がんは遺伝的な要因もありますが、必ずしもそれが全てではありません。
がん細胞が生まれ一人前になるまでに19年~20年かかると言われています。
人間ドックなどの検査で発見された時にはすでに一人前になっているわけなので、今、がんと宣告を受けた人でも、実は20年近く前から半人前のがん細胞を持っていたことになります。
もちろんこれは、僕もそうだし、あなたも同じで、誰のカラダの中でも、実は半人前のがん細胞が生まれたり消えたりしているのです。
そう、今この瞬間も。
世間では、盛んに「早期発見が大切だ」と叫ばれていますが、発見された時にはすでに20年ほど経過しているわけで、「早期」という言葉が空しく聞こえてしまいます。
だから、早期発見や治療も大切ですが、それよりも「予防」に目を向けることが大切ではないでしょうか?
今、この瞬間にもがん細胞が生まれては消えてを繰り返しているわけで、それが分かっているのだから、その進行が少しでも緩やかになるように「予防」することが僕たちにできる最善の努めだと思います。
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でも、、予防よりも大切なこと
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KIDの死を知った翌日の通勤中のこと。
朝9時前。
生き生きとしてパチンコ屋の開店を待つご老人が10名ほどいました。
70~80歳くらいに見えましたが、皆、楽しそうに話をしながらたばこを吸っているのです(汗)
これを見て
「人生って一体何なのかな?」
と感じました。
健康に気遣っていても病気になることはあるし、たばこを吸って好き勝手に生きていても長生きの人もいるわけです。
結局のところ、全ては確率論の問題で、健康や生死に関わるものは一つではなく多数のものが複雑に関わり合っているということです。
たばこを吸うと病気になる確率は上がりますが、それが全てではないため、必ずそうなるとは限りません。
また、反対に、運動をして、食べ物に気を遣うことで病気になる確率は下がりますが、これもまた必ずそうなるとは限らないのです。
人生は何があるか分からない。
健康でいることは大切だと思いますが、健康づくりが目的になってはいけないと
思います。
健康はあくまで「手段」であって「目的」ではありません。
【目的】
・人生を楽しむために
・自分のやりたいことを実現するために
【手段】
・健康でいた方がいい
・スタイルが良い方がいい
のであれば、手段としてそうあるべきで、必ずしも健康が全てではないと思います。
健康や予防よりも「自分がどう生きたいか」という目的を考えることが大切ではないかと
僕は思います。
その時に、健康や予防が必要なら取り組めばいいし、必要がないのなら好きに生きればいいと思うのです。
少し前に亡くなった、野村沙知代さんは(野球のノムさんの奥さん)
「健康のために我慢しないこと。健康に悪いからと好きなものを我慢してストレスをためるより、好きなものを食べて元気でいた方がいい」
というのが持論だったようです。
僕は、サッチーとは少し違っていて、それではスタイルも悪くなるし、体調も崩すし病気になる確率が高くなると思うため7割程度は健康に気を遣います。
それでいて、大好きなスイーツは食べるし、お酒も週4回くらいは飲みます。
このブログをお読みのあなたも
・健康でいた方がいい
・スタイルが良い方がいい
と少しは考えていると思うし、僕はそんな気持ちを少しでもサポートできれば嬉しく思います。
人生は本当に儚いもの。
健康づくりも大切ですが、その前に人生の目的について考えることが大切だと思います。
と、32歳の若造ですが少し真面目な話をしてみました!
では、次回もお楽しみに!
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