「痩せにくいもの」ばかり食べていませんか? #4
こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。
今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。
今回は、ダイエットに有効な食事の摂り方についてご紹介します。
キーワードは「DIT」です。
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「DIT」って何!
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DITとは
「Diet Induced Thermogenesis」の略で
日本語では「食後誘発性熱生産」と言います。
食事をすれば、食べたものが消化・吸収されカラダの各組織に運搬されますが、その時に使われる熱量(カロリー)のことを指します。
食べているのにカロリーを消費するとは何だか変な感じがしますが、人間はカラダを動かす時だけでなく、内臓が働く時にもカロリーを消費しているんですね。
これを高めることで、1日に消費するカロリー量が増えるためダイエットに有効になるというわけです。
1日に消費されるカロリーの大体の内訳は、
・基礎代謝 70%
・生活活動代謝 20%
・DIT 10%
で、DITは10%ほど。
たかが10%、されど10%。
この10%に目を向けることで、あなたのダイエットが加速的に動き出すかもしれませんよ。
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よく噛んで、たんぱく質を摂るべし!
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では、ここからは、DITの高め方についてご紹介していきます。
DITの高め方はいくつかありますが、特に意識してほしいことが
・よく噛むこと
・たんぱく質を摂ること
の2つです。
たんぱく質は、他の栄養素とは違って複雑な消化経路をたどるため、食べただけで多くのカロリーを消費します。
ダイエットの悩みを抱えている方とお話していると、たんぱく質の摂取量が少ない方多いように感じています。
たんぱく質の1日必要量は「体重×1g」。
体重が50kgの方なら、1日50g。
これを毎日です。
肉や魚を100g食べれば、そのうちのたんぱく質は20gほど。50gのたんぱく質を摂ろうと思えば、肉や魚は250g食べなければいけません。
あなたも自分の体重に置き換えて考えてほしいのですが、、
さてさて、昨日の食事でたんぱく質は足りましたか?
「足りていないな、、」という方は、今日から意識して増やしてみましょう!
また、柔らかいものばかり食べていないでしょうか?
白米、パン、メン類、ヨーグルト、スープ、ケーキ、お菓子など。
(ナンデワタシガタベテイルモノガワカルノ( ;∀;)、、)
消化しやすいもの、柔らかいものばかりを食べている人も要注意!「消化しやすいものの方がカラダに良い」なんてイメージはありませんか?
もちろん病気(風邪など)になったときは消化の良いものを食べるべきですが、日常ではそんなことはありません。
また、野菜や果物はヘルシーなイメージがありますが、咀嚼回数も増えないためDITは高まりにくいと言えるでしょう。
肉や魚、玄米、全粒粉のパンやパスタ、お蕎麦、オートミール(麦)、卵、大豆、ナッツ類など。一般的に消化しづらい食べ物こそダイエットには効果的なんですね。
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今回のまとめ
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「DIT」について、理解できましたか?
「消化しづらいものを食べることでDITが高まりダイエットに効果的」
肉や魚、玄米、全粒粉のパンやパスタ、お蕎麦、オートミール(麦)、卵、大豆、ナッツ類などを食べると良し。
食事は空腹を満たすだけでなく「何を食べるか」が本当に大切です。ただ空腹を満たすだけでなく「何で空腹を満たすか」を考えて食事をしてほしいと思います。
ぜひ、明日から実践してみましょう!
では、次回もお楽しみに!
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