アスリートに6パックは必要か? #96


こんにちは!


「カラダをより良く変える」トレーナーの山本正平です。


先日の新聞記事に、こんなものがありました。


この錦織選手の写真を見て、どう思いますか?


・・・


「あれ、お腹プニプニじゃない??」


と、感じた人も多いのでは?


アスリートと言えば


鍛えられた筋肉!

✅絞り切られた体脂肪!


と、ストイックなイメージがあると思いますが、そんな方からすれば少々残念なお腹をしていますよね。


これは


✅錦織選手は鍛え方が足りないのでしょうか?

✅怠惰な生活をしているからでしょうか?


「こんなお腹をしているから勝てないんだ!」と思う人もいるかもしれませんね。


でも、そんなことは一切なくて、意外かもしれませんが


「アスリートに6パックは必要ない」


んですよね。


アスリートに限らず、もちろん一般人にも不要です。


腹筋が割れていることが「良いこと」「カッコいいこと」「美しいこと」という風潮があるじゃないですか?


確かにカッコいいし、綺麗に見えますが、それと「アスリートのパフォーマンス」や「一般人の健康」とは相関性はないんです。


むしろ、腹筋が割れている方がマイナスだと思います。


腹筋が割れて見えると言うことは、体脂肪が「極端に」少ないと言うこと。


体脂肪を極端に減らそうと思うと「極端な」食事コントロールが必要です。極端に食事を減らすことになるため、栄養不足になりますね。


必要な栄養が入ってこないから、風邪をひいたり、肌が荒れたり、倦怠感が続いたりと体調不良になってしまう可能性が高いわけです。


もちろん「カッコいい肉体を手に入れたい人」は目指してOKですが、その代わりに今の人間的な生活と引き換えに


きつい筋トレ

✅厳しい食事制限

✅それを継続する


など、「少々異常な」生活を送ることになります。


果たして、それが出来るでしょうか、、??


何事もトレードオフだから、今の人間らしい生活をしたまま6パックを手に入れるのは難しいかもしれませんね。


6パックは「美容やファッション」と捉え、人間的な生活よりも、それを優先できる人だけが手に入れられるものかもしれませんね。


お腹がポッコリで「脂肪が付き過ぎている」のは良くないと思いますが、「6つに割れている必要は全くない」のでくれぐれも勘違いのないようにしてくださいね。


では、またー!

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