子どもとの遊びから得た「重要な示唆」 #67
こんにちは!
今回は、子どもとの遊びから感じた「重要な気付き」(僕にとって)についてのお話。
我が家のお風呂には、こんな地図が貼ってあります。
「日本地図」と「各地の名産物」が分かりやすくまとめられている「知育玩具」です。
他にも、鉄道や乗り物、パンなどの「くっつくおもちゃ」で、日々子どもたちと遊ぶことが僕の楽しみであります。
今日は、息子と一緒に「パン屋さんごっこ」をして遊んでいたのですが、その最中に重要な気付きが得られる出来事が。
前置きさせて頂くと、息子は「秋田県名物のなまはげ」を「鬼」だと思っていて、すこぶる怖がってしまいます。
あまりに怖がるものだから、いつも、次の写真のように「くっつくおもちゃ」で「なまはげ」を隠しているのですが、子どもとは不思議なもので、こうするだけで、先ほどまでの恐怖心を忘れ去り無邪気になってくれます(笑)
今日は、この状態で「パン屋さんごっこ」をスタート。
僕が指定したパンを、息子がトングのようなおもちゃで取り分けてくれるという遊びです。
僕が順番に
「ピザ取って~」
「クロワッサン取って~」
「サンドウィッチ取って~」
と指定すると、順調に、そして間違いなく該当のパンを取ってくれます。2歳児にしては優秀だぞ!笑(親バカ)
順調に進んでいたのですが、次の瞬間! 急に息子の動きが止まってしまったのです。
僕:「メロンパン取って~」
息子:「、、、」
そう。メロンパンの下には、あの「恐ろしのなまはげ」が潜んでいるのです(汗)
息子は、メロンパンが「どれか」も「どこにあるか」も分かっているのです。でも、取れない、、
「分かっていても行動できなかった」のです。
僕は、その理由を分かっているので、いたずらっぽく何度も「取って~」とからかって遊んでいましたが、からかいながらもここには「重要な示唆」が隠れているな、と感じたのでした。
「相手が思うように動いてくれない時」ってありますよね?
・親なら子どもが
・監督やコーチなら選手が
・上司なら部下が
・ビジネスマンならお客さまが
などなど。
そんな時に「なんで動いてくれないんだ!」と感情的(態度に表すかは別として)になってしまう人も多いのではないでしょうか?
「何で動いてくれないのかな?」
「何か理由があるのかな?」
と考えることは言うまでもありませんが、さらに一つも二つも掘り下げて、あらゆる視点で考えることが必要だと思います。
「直線論理」「二項対立構造」「個別問題」「狭い視野」「自己視点」などは、多くの人が陥りやすい「間違った結論」を出しやすい考え方。もちろん、言わずもがな僕もその一人。
「様々な観点を持ち」「相手の立場になり」「複合的で包括的な考え方」をすることで、本当の理由が見えてくるのだと思います。
こうした観点を持つためには、「多種多様な知識や経験(体験)」を持つことが必要だと思います。
ただ、自分一人の人生では、そう多くの体験をすることは出来ないので
・本を読んだり
・人の話を聞いたり
・映画やドラマを見たり
・積極的に初めての経験をする
などの行動をし、「自分に置き換えて考える」ことが必要なんだと思います。
今回の息子の場合だと、僕は理由を知っていたから理解が出来たものの、仮に「なまはげを怖がり、メロンパンで隠している」ということを知らなければ、きっと違った行動を取っていたと思います。
簡単に身に付けることが出来る考え方ではないですが、様々な視点で物事を考えることが出来きたなら、きっと今よりも「人に優しく」なれるはず。
自分よがりの考え方に固執することなく、相手に寄り添うことができる。きっと、仕事にもプライベートにも役立つと思います。
日々、思考のトレーニングを繰り返し「人に優しく」そして「本質的なモノの見方」が出来るような人になりたいな、と感じた出来事でした。
子どもから学ぶことは多し。
長くなりましたが以上です!
もう一つ感じたことがあるので、続きは次回にお話したいと思います。
では、またー!
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