「熱中症」の予防には〇〇がおススメ! #19
こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。
今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。
今回のテーマは「汗をかくこと」です。
では、スタートです!
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熱中症とは?
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「あ~、暑い、、」
一言目には、そんな言葉しか出てこない今日この頃。
毎年のように暑さが増しているように感じますが、これからの時期は特に熱中症になる方が増えてきます。
ちなみに、昨年は熱中症になった方が過去最高だったようですが、今年はそれも更新しないように祈るばかりです。
そもそも熱中症とは、どんなものでしょうか?
専門的には
1)熱失神・・めまいなど
2)熱けいれん・・手足がつる
3)熱疲労・・吐き気や疲労感
4)熱射病・・過呼吸や意識障害
の4段階に分けられ、4)に近づくにつれて症状がひどく、死に至るケースも。
少々分かりづらいので簡単に説明すると
熱中症とは「熱に中る(あたる)こと」。
食中毒が「食に中る(あたる)こと」なので、そう考えると理解しやすいと思います。
「昨日食べた牡蠣にあたったわー(泣)」
という、あれです。
熱中症だと
「昨日の猛暑にあたったわー(泣)」
という感じになります。
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人間のカラダに異変が!?
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熱に中った結果として何が起こるかと言えば
”体温調整機能に異変”
が起こります。
人間には「ホメオスタシス(恒常性)」という、現状を保とうとする機能が備わっていて、体温はおおむね36~37℃くらいで保たれています。
・寒い時は、血管を収縮し
・暑い時は、血管を拡張する
自分の意識に関係なく、それらを勝手に行うことで体温調整をしているのです。
また、それに加えて体温を下げるために一番に働く機能は
”汗をかくこと”
です。
暑い時には、自然と汗が出ますよね。それは、カラダが体温を下げようとしているサインです。
汗をかき、その水分を蒸発させることで、熱放散をして体温を下げているのですが(※ちなみに、日本は湿度が高いため汗が蒸発しにくい、、)
昨今は、この「汗をかく」などの体温調整機能が正常に働いていない人が多いのではないか?と感じています。
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あなたは、退化していませんか?
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夏は、クーラー。
冬は、暖房。
文明開化と共に僕たちの生活環境は劇的に快適になりましたが、その反面、自分自身で
体温調節をする必要がなくなったと言えます。
また、極度の運動不足により日頃から体温が上がることがないため、体温を下げる能力が低下している面もありますね。
その他、多忙を理由に過去に比べて、入浴の回数も減っていると思われます。
時代の進化と共に僕たちを取り囲む ”周辺環境は進化” しましたが、肝心要の ”人間の能力は退化” している。
その結果が、熱中症をはじめとする多くの現代病の原因になっているのではないかと思います。
あなたのカラダは退化していないでしょうか?
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本当の予防法は?
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こうした考えから、本当の意味での熱中症の予防法は
「日頃から体温調整をする訓練をしておくこと」
だと言えます。
・運動をしたり
・入浴をしたり
と、日頃から体温が上がる習慣を持ち、その度に体温を下げるために汗をかく訓練をすることです。
また、涼しい環境にばかりおらず、適度に外出して暑さに慣れることも大切です。
「運動」も「入浴」も、ダイエットや筋力UP、疲労回復だけでなく「人間に備わる機能を正常にしてくれる効果」もあるんです。
これらは目には見えない効果ですが、体内は確実に良くなっていますからね。
外見などの目に見える効果だけでなく、目に見えない効果にも着目してほしいと思います。
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そうは言っても暑い、、
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そうは言っても、連日暑い日が続いています。
今更、僕が言うまでもないですが
・水分補給をしたり
・日陰を選んだり
・長時間外出しない
など、テレビで言われるような対策も必要ですから、万全の対策をして今夏を乗り切ってくださいね!
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今回のまとめ
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今回の内容はいかがでしたか?
「まさか自分が熱中症になるわけない」
と思っている人が大半だと思いますが、カラダの機能が正常に働いていないと簡単に熱中症になってしまいます(汗)
日頃から汗をかく習慣を持って、体温調整の訓練をすることをおススメします。運動は最適な方法だと思います!
では、次回もお楽しみに!
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