「北風」と「太陽」どっち? #133


どうも、山本です。


今日は「北風と太陽」の話をしたいと思います。



「北風と太陽」は、イソップ寓話の一つで「物事に対して厳罰で臨むよりも、寛容的に対応する方が良い」という教訓を示した物語です。


なぜ、この話をしようと思ったかと言えば「娘の歯の治療」について思うことがあったから。


ここ最近、虫歯治療のため歯科に通っているのですが、なかなか治療させてくれず、、

既に10回ほど「治療せずに」帰ってくることが続いています(苦笑)


子どもの頃って、歯医者さんは怖いじゃないですか?「ウィーン!!」とか「シャー!!」って音が鳴るだけで痛い気持ちになるし、自分の口の中を穿り回されるなんて恐怖でしかないと思います。


更に、現状では虫歯は初期段階のようで、本人は特段の痛みを感じていないのです。でも「このまま放っておくと、もっと痛くなるよ」「今後、痛くてご飯もお菓子も食べれないよ」と説得されている。そして、何度も治療させてくれないから奥さんに激怒されている(笑)


本人も治療した方が良いことは理解しているようですが、とにかく怖い。「治療=痛いもの」と思い込んでいるので、その痛みを感じることに恐怖を覚えているのです。


僕は、子どもに先々のことは理解できないと思っていて「このままだと~」とか「今後~」と言っても効果を薄いと思います。想像できない今後のことよりも、とにかく「目の前」が怖いのだと思います。


治療した方が良いことは分かっている。でも目の前の痛みが怖い、、だから治療したくない。でも治療しなかったら怒られる、、


治療してもしなくても嫌な事が待ち受けていて、負のループにはまっていると思うのです。本人からしたら、もう堪ったもんじゃありません(笑)だから、このまま続けてもいつまで経っても平行線のままだと、僕は思うのです。


「このままだと~」と大人の理論で説得し、出来なかった怒るという「厳罰」で臨むより、他の方法を考えてもいいのかなと。ただ、僕はこれに対する明確な答えは持っていません。


でも、もっと寛容で効果的な方法があると思うのです。こんな僕を見て周囲は「甘い」と言いますが(苦笑)厳しくすることや怒ることって簡単じゃないですか?必ずしもそれだけが正義ではなくて、僕は出来るだけそうはしたくないんですよね。


子育てもトレーニング指導も、出来るだけ北風ではなく太陽のように対応したいなと。正解はないけれど、僕はそう思うというお話です。


この人が良いお手本だと思います。


子育ても仕事も正解はないけれど、僕なりの方法を追い求めたいと思います!


では、また!



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