僕が目指す「トレーナーの姿」 #137


どうも、山本です。


今朝の新聞に「計算ミスを簡易に発見する技術」を紹介する記事がありました。



コラムの執筆者は「受験生を指導する塾講師」の方ですが、このお話は「カラダづくりを指導するトレーナー」にも共通する部分があると感じたので、僕の考えをお話したいと思います。


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▼計算ミスを見抜く目
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コラムの中で紹介されているのが「489×9=4501」という計算ミスに対して(このミスが瞬時に分かるらしい。僕は分からない、、)「2つの観点」でチェックするというもの。


【1つ目の観点】

「9を掛けたのだから9の倍数になる。ならば答えの各位の和は9で割れるはず」と考えて4+5+0+1=10を計算し、10が9で割れないことでミスに気付く


【2つ目の観点】

「489は500弱だから、500弱に9を掛ければ4500弱になるはず」と考えて、4500を超えるのはおかしいと気付く


言われてみれば「なるほどな~」だけど、僕の頭の中には全くなかった観点で、ちょっと感激してしまいました。


でも、それもそのはず。この観点は「教科書には載っていない技術」のようで、実行している生徒とそうでない生徒で差がついてしまう、とのことです。(完全に実行していない側だった、、)


この先生曰く「 ”計算ミスをなくそう”と心がけても気持ちだけで減るミスは少ない。こうしたミスを簡易に発見する技術の習得が重要」とのことです。


「こんな大切なことは教科書で教えてよ~」とも思いますが、、

こうしたミスを「瞬時に見抜ける目」こそが「プロの目」だと思います。


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▼カラダ作りとの共通点
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これは、「カラダ作り」「運動指導」においても同じことが言えます。プロはこうした観点を数多く持っていて「見るべきポイント」を知っています。


✅この関節は〇〇の動きをするから、この動きだと関節を痛めてしまうな

✅この筋肉は〇〇の働きがあるから、ここのフォームを修正するともっと効果が出るな

✅この姿勢・この動きだと、きっと〇〇に不調があるだろうな


など、カラダの動きについては「数センチ単位」で瞬時にミスを見抜くことが出来るし


✅〇〇の不調は、きっと●●の習慣が原因だろうな

✅〇〇の習慣を変えると、きっとダイエットに成功するな


など、話を聞いただけでその方の抱えている悩みの原因を見抜くこともできます。(全てではないけど)


今後も「この目の精度」を上げるべく勉強をするわけですが、それと平行して行うのが、この記事の塾講師の方のように「分かりやすくポイントを伝えること」です。


「プロの技術(観点)」を知らない人に分かりやすく伝えることが指導であり、「分かりやすく伝えること」こそが、僕が一番目指している指導者の姿です。


トレーナー業界を見ていても、詳しい人は沢山いるけど、分かりやすく伝えられる人は少ないと感じています。


僕は「詳しい&分かりやすい」トレーナーを目指して、これからも頑張りたいと思います!


では、また!

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